Drone Emergency Care
Drone Emergency Care(DEC)とは、一般社団法人ファストエイドと共に構築した、ドローンの事故を未然に防ぐためのカリキュラムと、事故を起こしてしまった事故の被害を最小限に食い止めるためのカリキュラムで構成された講習です。

本コース設立趣旨
これまでドローンについては、操縦技術を中心とした運用の習熟がフォーカスされてきました。しかしながら、そもそもドローンは空を飛ぶロボットであり、特に産業分野においては自律飛行が前提となります。一定以上の操縦技術が必要であることはもちろんですが、一方で操縦技術ばかりを追い求めていても、その間、産業は発展しません。これからは、安全な管理・運用方法が要求されてくる時代です。
ドローンの知名度が上がるにつれ、残念ながらドローンによる事故件数は年々増加をしております。特に産業用のドローンはサイズが大型なケースが多く、機体本体やプロペラと人の接触に伴う眼球破裂や指の切断等の事例が毎年の方に報告されております。
これから産業分野でのドローン活用を皆様が健全に進められるよう、事故を起こさないための安全管理方法や、事故後の応急処置スキルと装備を活用した緊急対応による被害軽減の知識をお伝えしたほうがよいと当社では判断、世界的に見ても類稀なる講習を設立することとしました。
3ステップに分けて体系的に学習
Step1:入門編
Step1の入門編では、事故を起こさないための活動についてしっかりと学んでいただきます。いかにして安全なドローンの運用を行えばよいのか、一連の流れを体系的に説明しています。ドロスクでしか絶対に学ぶことのできない講習内容です。こちらはe-Learningとなっておりますので、いつでもどこでも好きな時に学習を行うことが可能です。

Step2:基礎編
万が一ドローンで事故を起こしてしまった場合、どのような応急処置を行えばよいのか?また、どのような対応が必要になるのか?Step2となる基礎編では、事故発生時の初期対応と現場処置(=FirstAid)について学んでいただきます。
<主な講習内容>
- 事故発生時の初期対応
- ドローン運用時に想定される事故の種類
- 想定される外傷の種別と処置の実際
- 外傷対応訓練
- 総合訓練
- 修了試験

Step3:応用編
Step2の続きとなり、命に影響を与えかねない重症な想定ケースを中心に、判断の難しい現場処置と救命措置について指導いたします。
<主な講習内容>
- 基礎編の振り返り
- 安全衛生管理の考え方と法規
- 想定される外傷の種別と処置の実際(基礎編の続き)
- 外傷対応訓練(基礎編の続き)
- 総合訓練(基礎編の続き)
- 修了試験

講習費用
入門編 | 基礎編 | 応用編 | |
主な対象者 | ドローン関係者 | 産業用ドローン関係者 | 産業用ドローン従事者 |
受講方法 | e-Learning | 教室にて受講 | 教室にて受講 |
時間 | 3時間(座学) | 6時間(座学+実技) | 6時間(座学+実技) |
費用(1人あたり) | ¥15,000 | ¥50,000 | ¥60,000 |
特典 | 無し |
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最低開講人数 | ー | 3名 | 3名 |
最大開講人数 | ー | 9名 | 9名 |
出張講習 | ー | 可能(出張費別途) | 可能(出張費別途) |